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【和歌山市男性子育て推進事業・全3回無事開催しました!】
2022年9月より、夫婦・パートナーがお互いの立場について理解を深め、
チームとして子育て・家事・仕事に携わる関係を築くきっかけとなるワークショップを開催しました。
令和4年度和歌山市男性子育て推進事業
「わかやましステキなかぞく大作戦!」
~夫婦のきずなはぐくむ おやこ育ちワークショップ~
・9月17日(土)防災×夫婦のパートナーシップ講座
・10月16日(日)食育×パパと一緒にわくわく料理体験 石窯ピザを作ろう!
・11月20日(日)ともにこそだて、かじ、しごと「トモダテ教室」
第一回:防災×夫婦のパートナーシップ講座
めぐみと森のようちえんをご夫婦で運営されている佐道大倫さん、匡子さんご夫婦を講師にお迎えして、参加者のみなさまと一緒にたのしく学べるワークショップを実践しながら、防災と夫婦のパートナーシップについて考える時間を持つことができました。
自分の「好き」をお互いが理解するためのワークや、答えのない問いに対して参加者同士で話し合うクロストークもありました。防災に関する書籍やアプリの紹介、佐道家の防災グッズについても教えていただき、避難生活で少しでもストレスを緩和するポイントも知ることができました。
「防災」と聞くと、大事だけど少し堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、今回のワークショップは日常生活に関わる内容から関連付けていたので、理解しやすく取り組みやすい内容でした。
第二回:食育×パパと一緒にわくわく料理体験 石窯ピザを作ろう!
株式会社紀州まちづくり舎・NPO法人にこにこのうえん代表の吉川誠人さんを講師にお迎えして、本町公園で開催したピザづくりワークショップには、たくさんのご応募をいただきました。当日は暑いくらいの秋晴れで、エプロン姿のパパと子どもたちの笑顔をたくさん見ることができました。
“子どもがお野菜もパクパク食べてくれてよかったです”“おいしくてペロッと食べちゃいました”という嬉しい声がきけたり、“子どもと一緒に料理ができて、いい経験になった”と、親子のコミュニケーションをたのしめたという声もいただきました。
普段、お仕事が忙しい方も多く、育休の取りづらさや、平日に子どもと関わる時間が短いことで、家事・育児との両立について難しさを感じている方もいらっしゃいました。
このようなイベントを通じて、夫婦や家族で家事や育児への関わり方について考えるきっかけとなったのではないかと思います。
第三回:ともにこそだて、かじ、しごと「トモダテ教室」
ホッピングママ講師🄬でトモダテトレーナーの三宅春香さんとパートナーの三宅耕平さんがご夫婦で講座を担当してくださいました。
「トモダテ」とは、夫婦が協力しあって“ともに子育て”をしていこうという意味を込めた言葉です。ワークブックを参考にしながら、まずは子育て世代の夫婦の現状を知り、産後の母親が体験する身体の変化や環境の変化について意見交換しました。
また、参加者同士で“意識のズレ”を可視化するワークにチャレンジしたり、普段の家事について想いを共有する時間もありました。
名もなき家事の多さや、夫婦どちらか一方の仕事量の多さなど、家事・育児と仕事の両立をするには難しいところに注目でき、具体的にどうしたらいいかを考えるきっかけになりました。
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この度、全3回のワークショップを通して、多くのご夫婦・ご家族と交流することができました。
それぞれの家庭で様々な課題があることがわかり、またそれは、共通することも多いことがわかりました。
制度として充実している日本の育休制度も、取得のしにくさや短期の取得のみになっている現状を考えると、まだまだパートナーシップに対する意識が低いことも感じられます。
今回ご参加いただけなかった方にも、夫婦の家事分担や、
地域で子育てすることへの興味や関心をもっていただけるようはたらきかけていけたらと考えています。
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